御緩漫玉日記(桜玉吉)購入

  • 基本的に単行本でしか読まないので、ぱそみ(ぺそみ)ちゃんの話も頭の中で途中でぶっちぎれており、色々「そういうことになっていたのか」と驚く。それにしても、実に正しい意味での「私小説的日記漫画」*1だなあと思う。フィクションの使い方も含めて、正しい意味で私小説的だ。広瀬氏のキャラが変わっているのも面白い。それにしても、作家と鬱の正しい関係というのはどういうものなのか分からないが、「正面から」という意味であるとすれば、現代病と言われる「鬱」と彼ほど「正しく」付き合っている作家は他にいないのではないか。
  • (追記)アンケート()を見つけたので追記。私は投票するとすれば……うーん、悩むな。それにしても40ページの「封印漫画」読みたい。

ゆず (秋田文庫)

*1:「私マンガ」という言葉は、つげ義春氏あたりが使ってすっかり手あかがついてしまった用語なんで使わないことにしている。