赤地に白く日の丸染めて

締め切りに間に合わなかった二回目回答をこちらに掲載してTB。

(1)「サクラ」マーク
「国旗」「日の丸に代えて」でググると、こちらの座談会で、朝日新聞の記事に、日の丸に代えて「サクラ」のマークにしたらよいだろう、という意見が載っていたとあります。具体的な図案はちょっと不明ですが、日の丸の赤丸を家紋のようなサクラマークにするということでしょうか。なんか右翼のシンボルフラッグのようにも見えますが…。
ちなみに、こちらには、同じく「サクラ」をテーマにピンク色の旗はどうか?という意見がありましたが……ピンク……(汗


(2)赤旗を国旗に(有りがちですね)
個人的な意見(投書)としてですが…

日本にもこのようなわれらの国旗があってほしい。国民の心を湧きたたせる本当の国旗が。日の丸の赤い丸が年々大きくなって、いつの日か旗全体が真っ赤になる日がくることを願ってやまない。

だそうです。引用はこちら。これは公式に「対案」として出たわけではありませんが、多分そう思っている人はいるんだろうなあ、ということで。

(3)(前に書いたとおり押しつけ自体を批判しているという筋から)新しく「作る」こと自体を対案とする考え
共産党の元参議院議員のページ
まあ、なんというか微妙なやりとりですね。タイトルは「つくり出そう」で、タイトル通り、対案としてのデザインは提出せず「新しくつくること」それ自体を対案としています。まあこの政党の筋から言うとそうなるのかな、という内容。

(4)反転すればデザインは同じ?
これも「公式に表明された対案」ではありませんが、本質的アナーキストと言える澁澤達彦は少年時代「赤白逆転の〈反対日の丸パン〉」を考案して食べていたそうです。

なんとなく「芸術新潮」2002年11月号をめくっていたら、食パンの話題が載っていた。
四方田犬彦/連載「あの人のボナペティ」第10回 澁澤龍彦の反対日の丸パン。
澁澤龍彦が少年時代に好んで食べていたという食パンメニューについて。
まず、基本型の<日の丸パン>。
角型食パン一面にコンデンスミルクを塗り、その中央に丸くジャムを置く。
これで食パン上で、白地に赤く日の丸が染まる。
そして澁澤少年が考案した<反対日の丸パン>とは、赤白の図と地が反転したもの。
まっ赤なジャム地の真ん中に、白いコンデンスミルクの丸。
本文によると、ひたすら甘いらしい。そうだろうなあ。
白地と赤地、どっちを選ぶか… 厳しい選択だ。
(引用:http://www.t3.rim.or.jp/~yoshimi-/fukiya/eat1/eat126.html

なるほど。デザインも意味もほとんど変わらなくて済むし、「赤旗がいいや」というお父さんもこれなら満足。歌もあんまり代えなくて済むし「赤地に白く〜、日の丸染めて〜」。


まあ反対派には、対案としてこれくらいの切れ味を見せて貰いたいですね。

元質問はこれ。

 よく侵略の象徴だと、日本国の国旗「日の丸」や、国家「君が代」を変えるべきだというサヨクさん達がいます。  そこで、彼らが出している対案を教えてください。 因みに「民が代」は知ってます。 http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50426357.html