blogで注目を受けると言うこと。
天下*1の真鍋blogの話(http://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/2005/02/post_1.html#more)をdasmさんの日記*2で見かけて、一言。
真鍋さんの日記自体は、面白いから以前から読んでたけど、多分観客が増えて「うちのblogも紹介して下さいよ、お金払うから」なんて話が来たんじゃないですかね。で、真鍋さんとしてはそういう風にしたくないから、さっさと「私ゃ好きなことしか書きませんよ」と宣言しちゃうことで牽制した、とまぁそういう風に読めました。
blogを始めておそらく誰しもが思うのは、これがとても「個人的なツール」だということです。「ここはお前の日記帳じゃ……」ってな某有名な台詞*3がありますが、blogってまさにweb上の「私の日記帳」であり、その目的に特化されたツールだと思います。だから、たとえ始める動機が商売上や浮き世の義理であっても、『商売抜き』で楽しくなければ続かないんじゃないかな。真鍋さんのように楽しく「続けている人」がなるべく商売を持ち込みたくないという気持ちはよく分かる。それがblogger気質というか。
そんなbloggerを多数引きつけている真鍋さんblog、確かに傍目には商売になりそう……と思う気持ちは分かるし、実際blogを使ってアフィリエイトとかで儲けてる人がいるというのも知っていますが、多分そんなことよりも大きな価値を彼女はblogに見出しているんじゃないかと思います。それがまた人気の秘密なわけで。
彼女に話を持って行ったのが広告代理店の人なのかはたまたマネージャーさんなのか知りませんが、この件に関しては「放っておいてやれば?」ってのが私の感想です。彼女が物書きや、そもそもblogで有名になった人ならともかく、これが本職ではない以上、お金とかで無理矢理どうこう出来ない類のことなんですよ。これは多分。
誰だって、お金に換えたくないことってあるじゃないですか*4。確かにニフティは伊達や酔狂でスペースを提供して宣伝してるんじゃない、それは分かります。しかし、そもそもの費用分くらい、彼女は現時点で十分ペイしてるじゃないですか。それ以上の義理は無いわけでしょ?真鍋さんにあんまり文句言うと、はてなに移籍とかされちゃいますよ(笑)。だから放っておくように。ささやかな忠告です。どーせ読まれない、と思ってこっそり言いますけども。