緊急!Avexが公式見解ですよ。第三者=有限会社ZEN

有限会社ZENのサイト(Avex公式見解と同じ内容)
この9/1を持ってサイトをオープンした「有限会社ZEN」
これが"わた"氏とどういう関係にあるのかはさておいて、この公式見解なるものの神経逆撫で度合いと言ったら相当のものです。

 「のまネコ」は、「のまネコ」の著作を管理する
 有限会社ゼンとエイベックスネットワーク株式会社が
 商品化契約を締結しております。
 「のまネコ」は、インターネット掲示板において親しまれてきた「モナー」等の
 アスキーアートインスパイヤされて映像化され、
 当社とエイベックスネットワーク株式会社が今回の商品化にあたって
 新たなオリジナリティを加えてキャラクター化したものですが、
 皆様において「モナー」等の既存のアスキーアート・キャラクターを
 使用されることを何ら制限するものではございません。
 何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

ついに公式にオリジナル宣言が来たわけですが、そうすると事態を収拾するつもりはAvex・ZEN側には一切無いということのようですね。この有限会社立ち上げに関して"わた"氏がどう関わっているのか、どの時点でどのような立ち位置に置かれたのか。非常に善意に解釈すれば
(1)「気付かないうちに契約に縛られて、Avex・ZENに不利になる内部情報一切を話すことを禁じられている。従って、今回の件について何も話せない。」
というのがまず最大限に"わた"氏擁護的解釈です。逆に、最悪に黒いケースを考えてみると
(2)有限会社ZENそれ自体が、Avex(デザインスタッフ+法律部)+"わた"、によって作られている。要するに完全に確信犯。
(3)ZENは"わた"関連の人間でAvexとの折衝を引き受けた仲介者であったが、そこが両者の思惑を越えて暴走している。
という感じです。正直、もうこの3つのうちのどれかであることに絞られてきたと思いますが、いずれにせよ我々の目から見ればこの会社の設立自体が真っ黒と言えそうですね。
週末に記者会見するというAvex(その記事を確認するために、さっき某東スポ(仮名)紙を購入してきました。)ですが、その記事も完全にAvexサイドから見た事件の流れしか追っていません。「触発された」とか「意識した」とか「インスパイアされて」とか、パクった事実をなんとかドレスアップしようと必死なのは分かりますが、言えば言うほど泥沼な現状を招いているのは、未だに事態を把握していないAvexそのもののようですね。
付け加えればこの公式見解、下の方で「AAを制限しない宣言」は必ずしも事態の収拾に役立たない……という件について説明しましたが、やはりその辺を勘違いしているようですね。「オレらはAAに文句つけねぇから、お前らもウチの金儲けに口出すなや」ってことですか。邪推すればFlash職人な人々は「ウチの金儲けに口出すなら、あらゆる無許可FLASHを訴えるよゴラ」とか言われてるんですかね?(あるいはその辺が後ろめたいから、Avexサイドに立とうとしてしまうんでしょうか)。大丈夫ですよ。インスパイアされてオリジナリティを加えてるって主張すれば良いと本人らが言ってるんですから。
……はぁ。これが著作権にうるさいAVEXの見解だということに軽い虚脱感と目眩を覚えますね。

(追記)クリエイターの方で、また実名ブログ上で批判を展開する方がおられました。
GUDA-GUDAブログ(Kaz-Hitこと津久井箇人)
2日前の記事ですが、Avexでなくビクター所属のため(?)相当突っ込んだ辛辣な批判を展開しておられます。心強いです。