松浦社長のメッセージ

これはこれで、別の意味で胸を打つメッセージであったこと、そしてここ数日の話題と関連する内容であるので、まだソース確認は取れていないのですが紹介したいと思います。
松浦社長mixi退会に際してのメッセージ
SNSという非オープンスペースでなされた(かもしれない)発言であることを鑑み、論評は差し控えますが、これもまた「異なる社会基盤の間のルール作り」が適切に行われていれば避けられた事柄の一つであったように思います。
これまで何度も「企業は相手を理解すべく努力すべきであった」と論じてきました。というのは、ネットに接続することは今や誰にでもできるし、ネットを理解するかしないかはそれに必要な手間と努力だけの問題だという考えがあったからです。そして今日的状況においてネット社会のありようを理解することは、少なくとも企業としては当然の前提であるという発想があったからです。しかし、ネット社会に参画するにもある種の資質や資格というものが必要なのかもしれません。そうすると、ネットの側でもまた「社会に理解されるべく発信してくるべきであった」と言うべきなのかもしれませんね。
とりあえず悲しい文章でした。ただ悲しい。*1
ちなみに、ネットで「犯罪予告」というのは本当にプレッシャーになると思います。まして家族を対象に。書き込んだ人は、速やかに自首するか逮捕されて下さい。

*1:誤字が多いのも、文章が今ひとつ練れていないのも、この段に及んで微妙に言い訳じみているのも、「関連会社のために」のまネコブランドはおろさないとか妙なコトを言っているのも、心から犯罪予告におびえておられるようなのも、基本的に善人のつもりなのだろうなと思えるところも、何もかもを一言で言うとすれば「悲しい」としか言いようがないです。

なんだか怪しいニュース

潜水ロボ琵琶湖で行方不明

 琵琶湖の水中調査などに活躍している滋賀県の自律型潜水ロボット「淡探(たんたん)」が、湖底調査中に行方不明になったことが六日、分かった。
 県琵琶湖・環境科学研究センターによると、淡探は四日午後一時過ぎ、同県志賀町沖の琵琶湖で湖底を調査中、母船との通信が途絶えたまま浮上せず、行方が分からなくなった。通信機器の故障や、水草などの障害物に阻まれている可能性もあり、同センターが魚群探知機などを使って捜索している。
 淡探はコンピュータープログラムにより自ら水中を移動する「自律型」ロボットで、全長二メートル、重さ百八十キロ。平成十二年に約二億六千八百万円をかけて完成した。プランクトンを観察できる水中顕微鏡を備えるなど、湖沼の探査機器としては屈指の性能を誇り、赤潮など琵琶湖の水質や生態系の調査に活躍している。
産経新聞) - 10月6日15時12分更新

2m×180kgで、湖沼探査機器としては屈指の性能を誇る最新鋭「自律型」ロボットが、突然母船との連絡を絶って琵琶湖の湖底に消えた……

ミステリでもSFでもノンフィクションでもライトノベルでも、はたまたファンタジーでもなんでも書けそうな、ロマン溢れる出だしですね〜。何が起こってるんだ!一体!

いや、何も起こってないんですけどね。水草か何かを関節に咬ませてブレーカー飛んだんでしょうけど。それより関係者の人は心労で倒れそうかもしれないですね。引き上げに幾らかかることやら…。
すいません。ちょっとのまネコを離れてニュースを語ってみたかっただけなんです……不謹慎ですいません。

(追記)
このニュースは、画像検索で「淡探」を調べたりせずに読むことを強くお奨めします……orz。