ジョン・レノンと赤塚不二夫の時代

ビートルズ詩集片岡義男訳)というのを見てて、あんまりいい訳じゃないよな、そもそもどうして片岡義男は「LET IT BE」を訳さない?そりゃ確かに「あるがままに」なんて訳は最低だけどさ、なんてことを考えながらぼーっと、「もっと直感的に分かりやすく日常的な日本語」にするためにもう一段階「意訳」を試みてみたりなんかしてみた(正確な訳じゃないことは百も承知でお笑いぐさに)。

もしぼくがはてしなく悩み
くるしみつかれているときには
マリア様がきて
僕におしえてくれるんだ
 『それでいいの』
暗く道を失ったとき
僕の目の前にたって
教えてくれるんだ
 『それでいいの』
すごく大切なことばを
 『それでいいの』

こころに傷ついた人たちが
口をそろえて、答えは
ここにあるっていう。その言葉、
 『それでいいんだ』
別れてしまっても
またあえるときはあるはず
だって答えはここにあるから
 『それでいいんだよ』

雲におおわれて闇の中
それでも光は差し込んでくる
僕の明日を照らしてくれる、そう
 『それでいいさ』
朝音楽がなって目が覚めた
マリア様がやってきて
僕に教えてくれるよ、ホラ
 『それでいいのよ』

答えはここにある『それでいいんだ』
たいせつな言葉『それでいいんだ』

……と訳し終わって思った事。
どっかで聞いたフレーズだな、と思ったらバカボンのパパの決めぜりふ「これで、いいのだ」って「Let It Be」ってことだったんすか……?!
「そうかぁ……」とか、なんか妙に納得したりして(笑)