昭和天皇の妹

はてなの質問でこんな本を知る。

昭和天皇の妹君―謎につつまれた悲劇の皇女 (文春文庫)

昭和天皇の妹君―謎につつまれた悲劇の皇女 (文春文庫)

昭和天皇には実は隠された妹がいた?そして、宮内庁関係者にインタビューを繰り返し、該当する人物がすむ奈良の「円照寺」を訪れる。筆者はインタビューを試みたが……。

うーむ。なんかすごく面白そうだ。
で、その「円照寺」という名前に聞き覚えがあったので色々調べてみると、やはり以前「こんな寺があったのか…?」と不思議に思った華道の由緒ある寺だった。
拝観不可。ただし、特別定期観光バスで年間4日間だけ拝観できるらしい。値段は7,150円と、そこそこ「素人さんお断り」値段だ。それでも毎年満員だとか。上の本の真偽はともかく、寺の中はなんだかすごく宮中のようなつくりで、それも当然、元は修学院離宮の一部だったとか*1
なんだか凄くそそられるなぁ〜。(+o+)……。
(追記)こちらによると、要は「三笠宮の双子」ということらしいこの方は「山本静山尼」と称された人で、既に10年程前に79歳で亡くなっておられるそうである。しかし考えると「自分の出生の秘密」なんて本人には分からないよなぁ…。
(追記2)4日間限定の観光バスツアーの時期は「春先」だそうである。
参考:http://www.asahi-net.or.jp/~fk6n-ootk/ensyoji.htm
  :http://www.mynara.co.jp/1DPic/d1-105.html
  :http://blogs.dion.ne.jp/amabegoro/archives/154224.html

*1:その後の調べによると、円照寺本堂の「円通殿」が「修学院離宮が建てられる前に立っていた文智女王の寺」を移築したもののようで、彼女の父親である後水尾天皇がその地に建てた離宮がいわゆる『修学院離宮』なのだそうな。映画「春の雪」に『月修寺』として出てくるのがこの寺で、映画は実際に円照寺でロケをしたそうなので、寺の内部に興味がある人は映画必見かも。