yasukanaさんへ5

「5」へのお返事です。m(__)m やはり5ともなると、お互い大分話が進んだ観がありますね。

私が考えていたのは、民営化すると言う事は、利益を上げる為に投資先やそのリターンを追及していく事になるだろうと言うことです。
つまり、利益追求団体として入り口と出口を同時に見直し、財務体系全般を見直し、さまざまな無駄を効率化していけると考えているのです。

良く理解します。つまり「お金の使い道をしっかりとチェックする。財務を見直す」……ならば、その場合改革すべきはつまりここまでの話でいうと『出口』ということでよろしいでしょうか。「無駄遣い」したのは出口ですよね。効率化し健全化するべきなのも出口。入り口である郵便局の「非効率」な部分というのはどういう所だろうか?とちょっと考えてみるんですが、どういう所なんだろうかな、と。どうも改革する部分を間違えているんではないかな、と。
…って、これに似た話、どこかで書いたなあ、と思ってよく考えると私の7月5日の日記ですね…。

北欧の政治

日本の政治は、大体において「政治のことなんか考えたく無ぇ〜」っていう大多数の国民の感情を良く反映していると言えるんではないかと思います。とりあえず優秀な奴をピックアップして官僚に仕立て上げ、そんで官僚主導の国家にするけど決定権だけは「政治家」という形で国民にゆだねる、というのは相当良くできたシステムだと思います。官僚の人々というのは実際有能だし、自分らの力の及ばない処ではどんな風に専門家を使うべきかもちゃんと心得ている。政治家のそれなりの操縦術も含めて(笑)。だから、官僚と政治家の力が相半ばした所で運営されている限り、たとえ最適解に見えない運営がされていても私はそれが「現実的にはとりあえず最善の解」だと信じて任せておける。できれば私は、この国の行方なんぞには心を痛めないで、ただ自分の人生を静かに暮らしていたいのです(笑)。これは決して「政治をあきらめてる」とか「退廃している」ということではなく、政治というのは本来そうあって欲しいという願いから来ています。漢文で昔『鼓腹撃壌』って話を習いましたけど、要するにそういうことです。

財政投融資
>>それについて、昨年の「年次改革要望書」を探すついでにこんなブログが
>>あったので、ちょっとリンクしておきます。'05.8.11あたりの記述は割と
>>分かりやすいなあ、と思いました。
>8/11の件はちょっと良く分かりませんでした。違う話題のような気がする
>のですが、、私の勘違いかも。

説明不足だったかなぁ…(^^;)えーっと、そのときのリンクは「年次改革要望書」についてのリンクで(それだって、そのページのリンク先の「年次改革要望書2004版〜民営化の項@駐日アメリカ大使館のページ」は相当興味深い内容なワケですが、それについてはtakasiymさんへのお返事で突っ込んでみるとして)そのブログの05年8月11日を見て欲しかったワケです。改めて読んでみると、どっちかというと、yasukanaさんの意見に近いんじゃないかと思うような内容です。(私はあそこまで過激な民営化論者ではないので(笑))

今回の選挙結果への希望

お互いに「予想」含みだったせいか、過程の思考が違う割に結果がそんなに違わないのが面白かったです。ただ、ホリエモンが出るせいで、亀井さんの当選は確実になったと思います。いや、著書の中で「老人は合法的に社会的に抹殺」「大衆の7割はバカで無能」と書いた人が、この国で選挙に通るわけないんで……とか思ってたら、無所属立候補ですか。自民党もうまく逃げましたね。広島6区の自民党支持者は結局誰に投票するんでしょうね。
小泉さんは、「大勝」しない限りは責任を問われるわけで、そうなれば退陣やむ無しでしょう。引退しても森さんと派閥会長交代で問題無いし。それで消費税増税早まりますね。消費税増税は、本当は民主連立政権にやらせたかったでしょうけどもね。。。