石峰寺

本日('06.4.6)、若冲居士のお墓のある、京都伏見の石峰寺を訪れてきました。
天気に恵まれつつ、平日のため観光客もおらず大変快適でした。この寺内にある五百羅漢像は、若冲が下絵を描いたものだと言われているそうです。自由で野放図でそれでいて何か芯のピシッとした所のある羅漢像はなるほど若冲の絵そのものの世界で、とても楽しいものでした。もっとも若冲が没して既に200年、羅漢像も風雪に洗われ草むしてぼやんとしております。あと300年もしたら、すっかりただの石になってしまうのかも……でもそれはそれでいいのではないかという気も、またします。