…というわけで映画「プロデューサーズ」について

プロデューサーズ公式サイト」:ソニーピクチャーズ
「プロデューサーズ」について
見に行って来ました。
いや、もう。
なんというか。
ゲイが歌い踊ります、これでもかとトリハダが立つくらいに。*1
ドイツ人を馬鹿にしアイルランド訛りを笑い金持ち老人を皮肉りユダヤ人をオチョクりオカマを当てこすりセレブを蹴飛ばし、それだけでなく女優を蔑み演出家を屑籠行きにしプロデューサーを扱き下ろします。でも、多分誰も怒らないでしょう。監督はそれらの人に対する深い理解と愛情を持ってネタにした上でネタにした自分自身をネタにしているから。下品で猥雑でブラックで辛辣で率直で、何もかもがリッチ(一杯つまって)です。なんということは無い、典型化され誇張されているように見えるけれど人間そのものの姿です。
精神的な体力に自信のある方、2時間20分あっという間で損はしません。
というわけでお奨め。
いやー、映画って本当に…(ry
(追記)
下の注1の件で、今日更に相方に「では歌舞伎役者はどうなのか?」と質問され悶絶しました。それでなくても最近頭の働きが悪いので、あんまり難しいこと聞かないで下さい…^^;。

*1:今日一緒に見に行った相方に、「あなたはゲイが嫌いなのか」と聞かれました。「嫌いなのではない。苦手なのです。」と答えました。自分としてはとても言い得て妙だったのですが、多分どういうことなのか理解されにくい説明なのだろうなあと思いました。説明難しい…。