「かもめ食堂」を見に行く

出演:小林聡美片桐はいりもたいまさこ ほか監督:荻上直子 2006年:時間:102分:フィンランドヘルシンキにサチエが開いた“かもめ食堂”を舞台に3人の日本人女性とフィンランドの人々とのゆるやかで温かい流れが描かれる。

…「やっぱりネコが好き」を見ていた人には直球ど真ん中の映画…というのは相方の評。個人的にはこの映画の女性監督目線というのが凄く感じられて、それが面白くもあり微妙に違和感でもあり…という感じでした。


帰りにご飯を食べて帰ったのですが、その際にはこれの男版を作ったらどうなるかとかくだらないことをネタに話してました。小林聡美のサチエさんが高倉健、舞台は北欧でなく南米、アルゼンチンの港町…そこで赤ちょうちんを営む日本人。わけを聞かれてもほほえむだけ。灘の生一本を提供。言葉少なに「日本酒は…日本人の魂っすから」と語る。そこに転がり込んでくるみどりさん(菅原文太)は微妙にトラブルメーカー気味。そしてなんだか不思議な雰囲気を持つマサコさん(渥美清(故)*1)も加わって、男三人の間には言葉もいらない、日本好きのちょっとエキセントリックな現地の女の子をきっかけにやがて地元の常連客も増えてゆき赤ちょうちんの夜は今日も更けていく……うーん、いや正直ちょっと面白いかも。そういうリメイクって有りかなあ…。どうでしょう。


……やっぱ、だめ?
そうですか。
原作ファン、映画ファンの方どうもすいません(汗)

*1:今思いついたけど、山崎努でもいいです。