仕事の最中ですが。。。

hkt_o氏(http://nikki.g.hatena.ne.jp/hkt_o/20050622)への私的返信。
回答ありがとうございます。一方的なこちらのコメントを、冷静に受け止めてお返事頂いたことに感謝しています。
hkt_oさんの行為は確実にはてなに参加する人の意識を変えていると思います。少なくとも私の中では、あの「回答オープン祭り」ラッシュは相当なインパクトのある質問でしたから。(ちなみに、今回の私信は前回のコメントと関係はありますが連続は余りしていません。気楽に読んで頂ければ幸いです。)
さて、hkt_oさんは「j…氏への怒りを自分は共有しない」とお書きになりました。そしてその代わり「読まれなかった回答者の悲しみ」を代弁する必要を感じると語っておられました。私はそれを非常に面白く感じました。
私は基本的に回答専門のユーザーで、当然「開封されない悲しみ」は数多く味わっております。そして上に述べたようにhkt_oさんの「オープン祭り」の意義も感じています。しかし私はあの「祭り」には参加しませんでした。なぜか? その理由はhkt_oさん風に言えば一番理解して貰いやすいように思います。その理由とは、私がhkt_oさんの仰る「開封されない回答者の悲しみ」を「共有しない」からです。
もちろん回答にかけている人間として「オープンされないことの悲しみ」を最初は感じました。しかし、そんなことにこだわっていては回答者として先に進むことができません。読まれなかったのはあくまで自分の責任と考えることによって、回答者としてのプライドは維持されているものなのです。おそらく『質問者が「質の悪い回答者」を悲しむだろうというのは回答者の勝手な思いこみであり自分はもっと割り切っている』とお考えのhkt_oさんなら、この感覚はちょうどネガ−ポジの様にご理解いただけるのではないでしょうか? 開封されなかたことはやむを得ない。必要とされるものを必要とされるだけ、必要とされるときに提供するのが「はてな」というゲームのルールだと、たとえばそんな風に私は考えている、ということです。
それよりも回答者が傷つくのは、たとえば回答という行為そのもの、あるいはその「はてなというゲームそのもの」を愚弄されるようなことです。その意味においてならば私は多くの人の「怒り」を共有できなくはありません。(怒りを振りかざして、何をすることも正当化しよう……とは思いませんが。)少なくとも「1位を誇りたいなら誇らせておけばいい」…とは正直思えませんでした。一回答者として。
私が払ったのはhkt_oさんに比べればちっぽけな2000ptsでしたが、一回答平均27.55pts、かつ一回答あたり平均30分以上の時間をかけている私にとって、2000ptsとはすなわち76回答であり40時間近い検索時間です。決して軽い2000ptsではありませんでした。
その意味で、私もまたhkt_oさんと同じように自分の行為にこっそりと自負を感じさせていただいていいんじゃないかと思ってます……きわめて個人的にこっそりとですが。無法がまかり通るのが世の常だとしても、そして他人から見ればまことに意味のないことであっても、それを大切にしたいと思いはたから見たら無駄だとしか見えないことをする人間はやはりいるのだ、ということの証明として。