たまには明るく

城山三郎氏が怪しい件@小谷野氏ブログ

作家・城山三郎が、角川書店のPR誌『本の旅人』に見開きの随筆を連載している。が、このところ様子がおかしい。ある回では、夕飯をとるべく電車に乗って隣の駅へ行ったら、駅を降りるとあたりは閑散としており様子が変で、帰りの電車もなくタクシーで家まで戻ったという。当人は、ボケたわけではないが不思議な体験と書いているが、それはやはりボケたのでは…

こんな話を不思議な体験と雑誌に書いてそれをまたみんなが真面目に読んでいるという光景が面白い。たんたんと突っ込んでしまう小谷野氏はごくまともなのだけれど、まともな方が戸惑うしかないほど関係者全員がボケている所がちょっと見所か。いいなあ、城山三郎のボケ。
なんというかうす惚けたおじいさんを囲んでみんなで一緒に「不思議ですねえ」かなんか言ってるのどかな風景。久々に昭和の香りをかいだような気がしたのは私だけでしょうか。*1

*1:本日の日記は別段皮肉ではありません。