日々人に捧げっぱなし日記

これだけ日々人に日記を捧げていれば、現世では遊蕩三昧のjo_30も少しは徳を積んだ事になるかもしれない(笑)。
…という世迷い言はさておき、昨日の日記の続きを書きたいわけですが、よくよく考えると言いたい事はすごくまとまってしまっているので簡潔に書きます。要するに私なりの「未来のはてな」イメージは、げぜりーしゃっとだとかまいまいしゃっとだとか知らないが、要するに「都市」でも「村」でもなく『超近代化されたハイテク村』のイメージなんだと思う。
いやー、jo_30はそんなこと簡単に言うけど、たとえば地域通貨なんて試みも、どうやらゴタゴタして破綻しかけてるみたいじゃん。実際にそんなことができるんだったら、誰も苦労しないよ、「村の良さと、都市の利便性の両方を兼ね備えたシステム」なんて、絵に描いた餅以外の何者でもないでしょ、と、そんな風に言われるかもしれない。
確かにもし「はてな」がweb上のコミュニティじゃなくて現実のコミュニティで、日々現実に顔をつきあわせながらこれだけ色々な問題が起こっていて、様々なしがらみの中でこうでしかあり得ない形を見て、またそうはいっても簡単に引っ越すわけにもいかない身のしがらみを抱えて……そんな風にしてできあがっているコミュニティなら、10万人を越える単位相手のサービスになった時点で「村→街→都市」への進化は避けられない。それはそうだと思う。でもここは現実の都市じゃない。現在の「ゆるい」登録基準をもう少し強力に見直したり、IDへの評価などをもっと積極的に評価していけば、100万人による直接選挙制だって全然難しくない。住民へのサービスが低下すれば、気に入らない住民はさっさとこの都市を去るのも、現実のそれに比べれば凄く簡単だ。また、「はてなをどうしていくのか?」についてわざわざ現実の場所を借りて公聴会を開かなくても、時間を決めたチャット形式でパネル討論や議論をすることもできる。(見物客入れてももちろん構わない。)ログは全て公開して良いだろうし、各自ネット上から自論の元になる情報を拾って、日記やアンテナ、?bmなんかでリンクしておいてそれを討論の時に示せば話も早い(事前に議論を進めといてもいいし)。
新しいサービスを創出するのは勿論無償ではないけれど、現実のコミュニティに比べれば簡単だ。また運営の一部を住民に委託してしまうというのも一つのアイデアだ(たとえば悪名高い2chにだって、記者制度や削除人というシステムがある。2chで出来ることがはてなでできないとは思えない)。それらの任命・あるいは権利剥奪だって、現実の社会でそれを行うことを考えたらすごく簡単にできる。
経済の活性化なんてことも実に簡単だ。なにしろ土地は運営側に無限にあるも同然なわけだし、売り物(サービス)も、枯渇の可能性におびえる有限の資源を元にしているわけでもない。なにせ、ちまちまとした部屋に住む小金持ちの日本人にとって、「実際に場所を占有しない無形のサービス」こそ今一番求められているホットな商品なわけだし。
まぁ、書いてるうちに「どこまで広げるんだよこの風呂敷」みたいになってきたんでいい加減たたみますが(笑)たとえばちょっと考えただけでも「ここがネット上のコミュニティである」ということには、現実を越えた可能性がまだまだいくらでもあるわけで、そういった良さをもっともっとコミュニティとしての「はてな」は生かす事ができるんじゃないか、とそう思っているわけなのです。
私は「はてな」の可能性はまだまだ無限大だと思っています。だからこそ、それが狭っ苦しい普通の当たり前の「都市」なんかになっちゃうことは本当に勿体ないな、と、まぁ、それが私の一番言いたい事なのでした。まぁそんな感じです。
と書いて気づきました。……やっぱり全然簡潔ではありませんでした。嘘つき(ーー;)jo_30でした。